Shirt Maker YAMANAKA Founded1964

 

シャツの白無地の生地について

白生地について 全般論

白生地
シャツの全体の約70%は白無地です。
シャツの王道は何と言っても白無地なのです。

そこで今回は、白無地の中でもブロード(ポプリン)に限ってご説明させていただきます。
無地のブロードというのはシャツ生地の最もシンプルでオーソドックスな定番生地です。
これ以上のシンプルな生地は存在しません。
通常、皆様がお仕事などで着られている白無地のシャツは、シャツの中では最もシンプルな生地となります。当たり前なのですが実は、あまり意識したことがないはずです。
意識してみると面白いですね。

さて、この白無地(白ブロード)、世界中に多々種類がございます。
どこの生地ブランドも、ほとんど間違いなくラインナップがあります(と言いたいところですが、それは生地商の中でも中堅からで、実際、小さい生地商だと無いところも多々あります。)

白生地ブロードとなりますと、生地感などの違いは、無地で、無織りであるので、

糸の細さ
織糸の質
織りの密度

などにしか違いは出ません。
細かいお話をしますと、織り糸の毛羽を丁寧に取る作業をした糸や、フィニッシュ(樹脂のコーティング)などに差はありますが、基本的には、

織糸の質×糸の番手=生地の価値

と思ってください。

いっても、糸の番手は多々あります。
シャツの場合、ブロードであれば通常、40番単糸から200番双糸まであります。

そして、織糸の質ですが、通常、綿は産地によって、グレードがあります。世界で最も価値が高いと言われるのは、海島綿です。
その次に、エジプト綿の最高位のギザ綿が続きます。
いわゆる白無地の中でも最高品質の生地は、このどちらかの綿糸によって織られています。

白生地について その1 スーピマ綿

当店の取り扱いの白生地の中で、最もリーズナブルでベーシックなものが、このスーピマです。

アメリカ綿の中で、最も優れた品質の綿が、このスーピマ綿です。

変わった名称ですので、なじみが薄いかもしれませんが、正式には、スペリオール・ピマ・コットンといわれます。

ピマというのは、インディアンのピマ族からきています。ピマ族の住む地域で採れる綿が秀逸ということで知れ渡り、その中でも最も良い品質のものに、スペリオールの栄冠があたえられます。


品質的には、既製品とは一線を期しますが、最高級のシャツ生地のひしめくオーダーシャツ生地の中では最もベーシックな生地となります。
普段、オーダーシャツを着られていない方には、非常に肌触りや光沢など良いとお感じになると思います。

白生地について その2 ギザ120番ブロード(ギザ88)

エジプトのピラミッドのあるギザ地方で採れる綿の総称がギザ綿です。 

 ギザ綿は世界三大綿の一つに数えられ、さらにその中でも最も価値の高い綿と言われています。
 エジプトはシャツ生地の代表的な産地、イタリア、トルコなどからも近く、イタリアの代表的な生地ブランドの多くが、ギザ綿を使用しております。
そのギザ綿を使用して織られているのが、ギザブランドです。 
ギザブランドの白生地の特徴は高品質でオーソドックスな生地感にあります。  
番手はシャツ生地で普段のビジネスとしては、もっともバランスのとれた生地と言われる120番を使用しております。
これ以上の高番手になりますと、耐用度に心配な点が出てきますが、このくらいの番手でしたら、実用性と優美性を加味しているといって過言は無いかと思います。
 ご参考までにシャツ生地は、100番がビジネス普段用、120番以上がおしゃれ着用(ドレス用)と言われています。
 この生地はドレスシャツ用の生地のエントリーモデルとお考えください。 
打ち込み(織糸の密度)も高く、まずもって高級生地と言ってよいレベルです。 
耐用度もある程度高く、普段使いとしてもおすすめの生地です。

白生地について その3 トーマスメイソン・セントジェームス

トーマスメイソンとは、世界で最も知名度が高く、歴史の深い生地ブランドです。

そのトーマスメイソンの100番の白無地といえば、シャツの聖地、ロンドンのセントジェームスの地名を冠に抱く、最も有名なブロードです。

おそらく、世界的にも、最も愛されている白生地と言えるでしょう。
特徴的には、他の白生地よりも張りがあり、高級生地の中ではパリっとした質感を誇っております。
皺になりにくく、耐用度も高いため、「最強の普段使い白生地」の名を欲しいままにしております。

よく、お客様から皺になりにくい、張りのある生地はどれですか?と質問を頂戴します。

そんなときは、セントジェームスをお奨めしております。生地の織り密度も高いですので、比較的皺にもなりにくい生地になります。張りのある白無地をご希望の方におすすめの一枚です。

白生地について その4 トーマスメイソン120番ブロード

トーマスメイソンとは、世界で最も知名度が高く、歴史の深い生地ブランドです。

トーマスメイソンの120番の白無地は、100番のセントジェームスに比べますと、少し柔らかく、少しきめ細やかで、肌触りもよい生地です。

それでいて、120番ですので、普段使いとしては最適の高級生地といえるでしょう。

特徴的には、他の白生地よりも少し張りがあり、セントジェームス同様に高級生地の中ではパリっとした質感を誇っております。ただ、120番ですので、かなり柔らかさが全面に出てきています。

かなりバランスの良い、通好みの一枚です。

白生地について その5 トーマスメイソン 140番ブロード

トーマスメイソンとは、世界で最も知名度が高く、歴史の深い生地ブランドです。

トーマスメイソンの140番の白無地は、トーマスメイソンの中では最高級のゴールドラインのコレクションになります。

100番のブロードとは、またイメージが異なり、かなり繊細な生地感を誇っています。140番ですので、普段着としてはなかなか難しいと思います。パーティなどで着用される完全なドレスシャツとご想像ください。

よくお問い合わせを受けるのが、同じ140番のバルバドスや、アルモの170番との比較ですが、両者と比べますと、トーマスの140番の方が、さらっとしているイメージです。アイロンがけなどは比較的やりやすいかもしれません。

それ以外ではそれほどの違いはありませんので、お好みで好きな生地を選んでいただければと思います。


白生地について その6 海島綿(シーアイランドコットン90番)

最高の綿と言えば、長い間英国王室で門外不出とされていた、海島綿(かいとうめん)です。

過酷な環境でしか育たない、しなやかで保湿性の高い、超長綿は、着る人を至上の喜びに誘います。
オーガニックな栽培方法からか、90番と決して高くはない番手でラインナップされておりますが、洗えば洗うほど味わいが出ると言われる海島綿は、やはり至上の一枚です。
耐用度は高くはありませんので、優しくケアして長くその風合いを味わっていただきたい一枚です。

海島綿の90番のブロードの特徴としては、何よりも柔らかさが挙げられます。やわらかく、光沢がある生地感は、高い保湿性の賜物です。

柔らかい生地をご希望の方におすすめの一枚です。

白生地について その7 海島綿バルバドス

門外不出のロイヤルワラント、西インド諸島産の海島綿の中でも最も品質が良いとされるのが、バルバドス諸島の本島でのみ産出される、「海島綿のバルバドス」です。
この最も品質が良いとされるバルバドスを使って、織られた140番手の海島綿は、きめ細やかで、柔らかい品質を誇っています。
通常、白生地の頂点と言ってよい生地です。
特徴としては、きめ細やかな仕上がりと、打ち込みが多い割に、柔らかさを備えている点です。
普段着用とは言いがたいですが、特別な日の為、パーティ用として愛用していただければと思う一枚です。

よく、お問い合わせを頂く項目の一つに、このバルバドスと、もっと高番手のアルモの170番や、DJAの200番と比べてどちらがものが良いのか?というご質問をいただきます。

海島綿のバルバドスが、綿の品質としては世界で最も高いと言われています。ただ140番という番手ですので、糸の細さなどからは、もっと高い番手の生地が多々あります。

糸は番手が上がれば上がるほど、品質は良くなります。ですので、バルバドスの200番と言う番手があれば、文句無しに世界一の生地となるでしょう。ただし、海島綿は柔らかい綿ですので、200番では実用的には向かないと思います。

その辺はバランスで、バルバドスは140番手が合っているのだと思います。

白生地について その8 アルモ170番ブロード

アルプスの麓で、良質な生地を産出する、アルモの生地は、その傑出した品質で知られています。
アルモの代名詞的なボイルなどの生地はもちろん、現在、おそらく生地の品質だけを考えた場合、世界で最も優れた品質を誇っています。
そんなアルモの生地の中で、170番のブロードは当店はもちろん、国内の生地商からも高い評価を受けています。
170番の他にも200番などもアルモにはラインナップとしては取り扱いがありますが、安定的に定番としては170番がもっとも良いと考え、170番を代表として扱っております。
その白さ、その肌触り、その光沢、そのコストパフォーマンス、その全てでバランスの良い生地といえるでしょう。

アルモの170番の一番の特徴は、柔らかさと、光沢です。やや薄すぎる感はありますが、高級生地としてはもっともおすすめの一枚です。

当店では、アルモの170番を大量に仕入れることで、他の生地よりも価格を抑えることに成功しています。大量に仕入れるもの、安定した品質をアルモが保証してくれているからに他なりません。

高級生地をお求めの方には一押しの生地です。

白生地について その9 DJA200番ブロード

現在の取り扱いのシャツの糸の番手の中で、最も高番手なのが、この200番ブロードです。
通常の既製品が40番から50番、良い生地でも80番から100番であることを鑑みますと、どのくらい番手が高いかはイメージいただけることと存じます。

DJA、デヴィッドジョンアンダーソンとは、トーマスメイソンの中興の祖といわれる人で、高番手の織り機を作り上げた人です。トーマスメイソンと合流し、現在の名声を作り上げたシャツ生地の歴史上、指折りの英雄です。

DJAのブロードは、最新鋭の精密な織り機を使って織られています。
結果、正確で織り密度の高い、エリート的な出来上がりになります。
まさにシルクのような出来上がりです。
私自身も一枚持っておりますが、その気心地の良さは、筆舌に尽くせません。
下げている鞄が肩からずれ落ちるくらいのつるつるさです。

現在、日本で入手できる白生地の中では最も番手が高い生地になります。

よく、カルロリーバの160番や、アルモの170番、海島綿のバルバドスと、比較してお問い合わせを受けますが、きめの細かさでいえば、やはり最高の一枚です。
ただ、こちらも普段着としてはおすすめは出来ません。

何と言っても200番というもっとも高い番手の生地ですので、やはり、特別な日のためのシャツとお考えいただければ幸いです。

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